a1617から1619.
にっこうゆいかいおきぶみ.
にっこうしょうにん 88さい おんさく.

 

a1617

にっこうゆいかいおきぶみ

それ おもんみれば まっぽう ぐつうの えにちは ごくあく ほうぼうの やみを てらし 
くおんじゅりょうの みょうふうは がやしじょうの ごんもんを ふき はらう、  
ああ ぶっぽうに あう こと まれにして 
たとえを うどんげの はなしべに かり たぐいを ふぼくの あなに ひせん、  
なおもって たらざる ものか、  
ここに われら しゅくえん じんこう なるに よって 
さいわいに この きょうに あい たてまつることを う、  
したがって こうがくの ために じょうもくを ひったんに そむること、 
ひとえに こうせんるふの きんげんを あおがんが ためなり。
ひとつ、 ふじの りゅうぎ いささかも せんしの ごぐつうに いせざること。  
ひとつ、 ごにんの りゅうぎ いち いちに せんしの ごぐつうに いすること。  
ひとつ、 ごしょ いずれも ぎしょに ぎし とうもんりゅうを きぼうせん もの これ あるべし。  
もし かようの あくりょ しゅったいせば しんごん すべからざること。  
ひとつ、 ぎしょを つくって ごしょと ごうし ほんじゃくいっちの しゅぎょうを いたす ものは 
しししんちゅうの むしと こころうべきこと。  
ひとつ、 ほうぼうを かしゃく せずして ゆげ ぞうだんの けぎ 
ならびに げしょ かどうを このむ べからざること。  
ひとつ、 だんなの しゃさん ものもうでを きんずべし、  
いかに いわんや その うつわにして いっけんと しょうして 
ほうぼうを いたせる あっきらんにゅうの じしゃに もうずべけんや。  
かえすがえすも くちおしき しだいなり。  
これ まったく こぎに あらず、  
きょうもん ごしょう とうに まかす うんぬん。  
ひとつ、 きようの でしに おいては ししょうの しょじを ゆるし さしおき 
ごしょう いかの しょしょうぎょうを きょうがく すべきこと。  

→b1617

a1618

ひとつ、 がくもん みれんにして みょうもんみょうりの たいしゅうは よが まつりゅうに かなう べからざること。  
ひとつ、 よが こうだいの としゅうら ごんじつを わきまえざる あいだは 
ふぼ ししょうの おんを ふりすて しゅっり しょうどうの ために ほんじに もうで がくもん すべきこと。  
ひとつ、 ぎどうの らっこ なくして てんだいの がくもん すべからざる こと。  
ひとつ、 とうもんりゅうに おいては ごしょを しんかんに そめ ごくりを しでんして 
もし ひま あらば だいけを きくべきこと。  
ひとつ、 ろんぎ こうせつ とうを このみ じよを まじゆ べからざること。  
ひとつ、 いまだ こうせんるふ せざる あいだは しんみょうを すて ずいりき ぐつうを いたすべきこと。  
ひとつ、 しんきょうほうじゅうの ぎょうじゃに おいては げれつの ほっし たりと いえども 
とうにょきょうぶつの どうりに まかせて しんぎょうを いたすべきこと。  
ひとつ、 ぐつうの ほっしに おいては げはい たりと いえども ろうそうの おもいを なすべきこと。  
ひとつ、 げれつの もの たりと いえども われより ち すぐれたる ものをば あおいで ししょうと すべきこと。  
ひとつ、 ときの かんず たりと いえども ぶっぽうに そういして こぎを かまえば これを もちう べからざること。  
ひとつ、 しゅうぎ たりと いえども ぶっぽうに そうい あらば かんず これを くだく べきこと。  
ひとつ、 ころもの すみ くろく すべからざること。  
ひとつ、 じきとつを ちゃくす べからざること。  
ひとつ、 ほうぼうと どうざ すべからず、 
よどうざいを おそるべきこと。  
ひとつ、 ほうぼうの くようを うく べからざること。  
ひとつ、 とうじょう とうに おいては ぶっぽうしゅごの ために これを ゆるす。  
ただし しゅっしの じせつは たいす べからざるか、  
もし それ たいしゅう とうに おいては これを ゆるすべきかのこと。  
ひとつ、 じゃくはい たりと いえども こういの だんな より まつざに おる べからざること。  

→b1618

a1619

ひとつ、 せんしの ごとく よが けぎも しょうそう たるべし、  
もし ときの かんず または しゅうがくの じんに おいては 
たとい いったんの ようはん ありと いえども しゅうとに さしおくべきこと。  
ひとつ、 ぎょうおなんもんどうの ぎょうじゃに おいては せんしの ごとく しょうがん すべきこと。  
みぎの じょうもく たいりゃく かくの ごとし、  
まんねん くごの ために にじゅうろっかじょうを おく  
こうだいの がくりょ あえて ぎわくを しょうずる ことなかれ、  
このうち いっかじょうに おいても おかすものは にっこうが まつりゅうに ある べからず、  
よって さだむる ところの じょうじょう くだんの ごとし。

げんこう 3ねん みずのととり しょうがつ 13にち  
にっこう はん.

→b1619

 
→b1617
→c1617
 ホームページトップ
inserted by FC2 system