b1455.
聖人等御返事 (しょうにんとう ごへんじ).
日蓮大聖人 58歳 御作.

 

しょうにん とう ごへんじ.
聖人 等 御返事.

こんげつ 15にち とりのとき.
今月 十五日 酉時.

ごもん おなじき 17日 とりの とき とうらいす.
御文 同じき 十七日 酉時 到来す.

かれら ごかんきを こうむるの とき.
彼等 御勘気を 蒙るの 時.

なんみょうほうれんげきょう なんみょうほうれんげきょうと となえ たてまつると うんぬん.
南無妙法蓮華経 南無妙法蓮華経と 唱え 奉ると 云云.

ひとえに ただごとに あらず.
偏に 只事に 非ず.

さだめて たいらきんごの みに じゅうらせつ いり かわりて.
定めて 平金吾の 身に 十羅刹 入り 易りて.

ほけきょうの ぎょうじゃを こころみ たもうか.
法華経の 行者を 試み たもうか.

れいせば せっせんどうじ しびおう とうの ごとし.
例せば 雪山童子 尸毘王 等の 如し.

はたまた あっき その みに いるものか.
将た又 悪鬼 其の 身に 入る者か.

しゃか たほう じっぽうの しょぶつ ぼんてん とう.
釈迦 多宝 十方の 諸仏 梵帝 等.

5 500さいの ほけきょうの ぎょうじゃを しゅご すべきの おんちかいは これなり.
五 五百歳の 法華経の 行者を 守護す 可きの 御誓は 是なり.

だいろんに いわく よく どくを へんじて くすりと なす.
大論に 云く 能く 毒を 変じて 薬と 為す.

てんだい いわく どくを へんじて くすりと なす うんぬん.
天台 云く 毒を 変じて 薬と 為す 云云.

みょうの じ むなし からずんば さだめて しゅゆに しょうばつ あらんか.
妙の 字 虚し からずんば 定めて 須臾に 賞罰 有らんか.

ほうきぼう とう ふかく この むねを ぞんじて もんちゅうを とぐべし.
伯耆房 等 深く 此の 旨を 存じて 問注を 遂ぐ可し.

たいらきんごに もうすべきようは ぶんえいの ごかんきの ときしょうにんの おおせ わすれ たもうか.
平金吾に 申す 可き様は 文永の 御勘気の 時 聖人の 仰せ 忘れ 給うか.

その わざわい いまだ おわらず.
其の 殃 未だ 畢らず.

かさねて じゅうらせつの ばちを まねき とるか.
重ねて 十羅刹の 罰を 招き 取るか.

さいごに もうしつけよ きょうきょう.
最後に 申し付けよ 恐恐.

10がつ 17にち いぬのとき.
十月 十七日 戌時.

にちれん ざいごはん.
日蓮 在御判 .

しょうにんとう ごへんじ.
聖人等 御返事.

このこと のぶるならば このかたには とが なしと みな ひと もうすべし.
この事 のぶる ならば 此方には とが なしと みな 人 申すべし.

また だいしんぼうが らくば あらわるべし.
又 大進房が 落馬 あらわるべし.

あらわれば ひとびと ことに おずべし.
あらわれば 人人 ことに おづべし.

てんの おはからい なり.
天の 御計らい なり.

おのおのには おずる こと なかれ.
各には おづる 事 なかれ.

つよりもて ゆかば さだめて しさい いできぬと おぼうる なり.
つよりもて ゆかば 定めて 子細 いできぬと おぼふる なり.

こんどの つかいには あわじぼうを つかわすべし.
今度の 使には あわぢ房を 遣すべし.

 
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