c
1014.
太田左衛門尉御返事 (おおたさえもんのじょう ごへんじ) 背景と大意.

 
 
a
こうあん がんねん (1278ねん) 4がつ 23にち、にちれんだいしょうにん 57さいの おんとき、しもうさの くに (ちばけん・ いばらきけん・ とうきょうとの いちぶ) かつしかぐん なかやまごうの おおたさえもんのじょう じょうみょうに あたえられた ごしょ。
おうたじょうみょうが 57の やくどしに あたって、だいしょうにんに しんしんの くのうを うったえた ことに こたえられ、じの いちねん3000の ほうもんを とかれ、ほけきょう のみが しんしんの くを なおす りょうやくで あることを あかされて いる。
さらに ほけきょうの かんじで ある ほうべん・ じゅりょうの 2ほんを したため あたえたので、しょびょうの へいゆは うたがい ないと はげまされて いる。



b
弘安元年(1278年)4月23日、日蓮大聖人 57歳の御時、下総国(千葉県・茨城県・東京都の一部)葛飾郡中山郷の大田左衛門乗明に与えられた御書。
大田乗明が57の厄年にあたって、大聖人に心身の苦悩を訴えたことに答えられ、事の一念3000の法門を説かれ、法華経のみが心身の苦を治す良薬であることを明かされている。
さらに法華経の肝心である方便・寿量の二品をしたため与えたので、諸病の平癒は疑いないと励まされている。

 
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