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四条金吾(しじょうきんご)殿 御消息 背景と大意
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ぶんえい 8ねん (1271ねん) 9がつ 21にち、にちれんだいしょうにん 50さいの おんとき、やどや にゅうどう みつのりに あたえられた ごしょ。
たつのくちの ほうなんのとき、しじょうきんごが じゅんし しようとした けついを しょうさんされた おてがみである。
にちれんだいしょうにんは、だいしょうにん ごじしんが なんにあい いのちを すてるところは  ぶっこくどであると のべられ、たつのくちに おいて、まっぽうの ごほんぶつとしての きょうちを あらわされた ことを しめされている。
ぶんまつには、さどへのるざいは けっていしたが、かならず しょてんの かごが あるとの だいかくしんを のべられている。



b
文永8年(1271年)9月21日、日蓮大聖人 50歳の御時、竜の口の法難から10日後、四条金吾に与えられた御書。
竜の口の法難の時、四条金吾が殉死しようとした決意を称賛された御手紙である。
日蓮大聖人は、大聖人御自身が難に遭い、命を捨てるところは仏国土であると述べられ、竜の口の法難のにおいて、末法の御本仏としての境地を顕されたことを示されている。
文末には、佐渡への流罪は決定したが、必ず諸天の加護があるとの大確信を述べられている。

 
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