c
1114.
同生同名御書 (どうしょう どうみょう ごしょ) 背景と大意.

 
 
a
ぶんえい 9ねん(1272ねん)しがつ、にちれんだいしょうにん 51さいの おんとき、みさわこじろうに あたえられた ごしょ。
みょうほう しんじゅの くどくと ほとけの じひが とかれ、だいしょうにんが ごほんぶつで あることを あかされている。
おっとを さどへ おくりだした つまの しんじんを たたえられ、その しんじんは かならず しょてんぜんじんが みとめる。どうしょう、どうみょう という かみが かげの みの そうが ごとく すこしも はなれず、だいしょうの つみや くどくを しょてんに もうし あげるので あるから、かならず しょてんも ごぞんじで あろうと はげまされている。
どうしょう、どうみょうとは、ひとが うまれた ときから つねに ひとの りょうかたに あって、その こうどうの ぜんあくを きろくして えんまおうに ほうこく するという、どうしょうてん、どうみょうてんの 2しんの こと。



b
文永9年(1272年)4月、日蓮大聖人51歳の御時、四条金吾が佐渡流罪中の大聖人をお訪ねした際に、四条金吾の妻に与えられた御書。
妙法信受の功徳と仏の慈悲が説かれ、大聖人が御本仏であることを明かされている。
夫を佐渡へ送り出した妻の信心を讃えられ、その信心は必ず諸天善神が認める。同生、同名という神が影の身の添うが如く少しも離れず、大小の罪や功徳を諸天に申し上げるのであるから、必ず諸天もご承知であろうと励まされている。
同生、同名とは、人が生まれたときから常に人の両肩にあって、その行動の善悪を記録して閻魔王に報告するという、同生天、同名天の二神のこと。

 
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