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1123.
経王御前御書 (別名、きょうおうたんじょう ごしょ) 背景と大意.

 
 
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ぶんえい 9ねん(1272ねん)、にちれんだいしょうにん 51さいの おんとき、さどの ち より しじょうきんごに あたえられた ごしょ。
ほけきょうの こじを ひかれて、きょうおうごぜん という こどもが うまれた ことは げんせには こうしで あり、ごしょうには ふぼの じょうぶつを たすけるであろうと しゅくふく されている。
いまの よでは、じかいほんぎゃくで みな、しゅらどうに おち、ごしょうに あくどうに おちる ことは うたがい なく、その なかで ほけきょう、ごほんぞんを しんじる ひとこそ、かならず じょうぶつ できる ことを あかされている。
また、にちれんだいしょうにんに はくがいを くわえた ものは むけんじごくに おちるが、ほうぼうの つみを けしおわって のち、ふたたび だいしょうにんの もとで じょうぶつ するであろうと のべられている。



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文永9年(1272年)12月8日、日蓮大聖人 51歳の御時、佐渡の地より四条金吾に与えられた御書。
法華経の故事を引かれて、経王御前という子供が生まれたことは現世には孝子であり、後生には父母の成仏を助けるであろうと祝福されている。
今の世では、自界叛逆で皆、修羅道に堕ち、後生に悪道に堕ちることは疑いなく、その中で法華経、御本尊を信じる人々こそ、必ず成仏できることを明かされている。
また、日蓮大聖人に迫害を加えた者は無間地獄に堕ちるが、謗法の罪を消し終わって後、再び大聖人のもとで成仏するであろうと述べられている。

 
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