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1125.
呵責謗法滅罪抄 (かしゃくほうぼうめつざいしょう) 背景と大意.

 
 
a
ぶんえい 10ねん(1273ねん)、にちれんだいしょうにん 52さいの おんとき、さどの ち より しじょうきんごに あたえられた ごしょ。
まっぽうの しゅじょうには むし いらい、かこおんのんごうからの 10あく 10じゅう ひぼう いっせんだい などの さまざまな じゅうざいが あることが あかされ、ほうぼうしょうざいの ほうは あっくめり されても すこしも たいせず しょうほうを しんじ、しゃくぶくを ぎょうじきる ことで あると ごきょうじ されている。
このよでほうぼうのものをつよくしゃくぶくするとだいなんにあうが、そのなんをうけることによってじしんのかこのほうぼうがめつざいしてじょうぶつできるのである。
ほうぼうの つみは、5ぎゃくざい よりも おもく、にほんこくの ひとびとは みな、この じゅうざいを おかして いる。
にちれん こそ「にほんこくの いっさいしゅじょうの ひじの ふぼ」であると のべられて いる。
さいごに、しじょうきんごの しんじんを そんしょうされ、しょてんの かごを きねん されている ことを のべられ げきれい されている。



b
文永10年(1273年)、日蓮大聖人 52歳の御時、佐渡の地より四条金吾に与えられた御書。
末法の衆生には無始以来、過去遠遠劫からの十悪、十重、誹謗、一闡提などのさまざまな重罪があることを明かされ、謗法滅罪の法は悪口罵詈されても少しも退せず正法を信じ、折伏を行じきることであるとご教示されている。
この世で謗法の者を強く折伏すると大難に遭うが、その難を受けることによって自身の過去の謗法が滅罪して成仏できるのである。
謗法の罪は、五逆罪よりも重く、日本国の人々は皆、このこの重罪を犯している。
日蓮大聖人こそ「日本国の一切衆生の慈悲の父母」であると述べられている。
最後に、四条金吾の信心を称賛され、諸天の加護を祈念されていることを述べられ激励されている。

 
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