c1213.
土籠御書(つちろうごしょ) 背景と大意.

 
 
a
ぶんえい 8ねん (1271ねん) 10がつ ここのか、にちれん だいしょうにん 50さいの おんとき、つちろう ちゅうの にちろうに あたえられた ごしょ。
だいしょうにんは、たつのくちの ほうなんの のち、さどるざいが けっていして、10がつ とうかの しゅっぱつの ぜんじつに したためられた もので、ふかい ごじあいの ないようと なっている。
ほけきょうの ために つちろうの なかまで はいった にちろうの しんじんを たたえられ、ほけきょう あんらくぎょうほん だい 14の なかに のべられているように、「ほけきょうの ぎょうじゃは かならず しょてん ぜんじんに まもられるのであるから つちろうから でられるで あろう、そのときは いっこくも はやく あいに きなさい」と のべられている。



b
文永8年(1271年)10月9日、日蓮大聖人50歳の御時、土牢中の日朗に与えられた御書。
大聖人は、竜の口の法難の後、佐渡流罪が決定して、10月10日の出発の前日にしたためられたもので、深い御慈悲の内容となっている。
法華経のために土牢にまで入った日朗の信心を称えられ、法華経安楽行品第14の中に述べられているように、「法華経の行者は必ず諸天善神に護られるのであるから土牢から出られるであろう、その時は一刻も早く会いに来なさい」と述べられている。
 

 
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