c
1255-2.
妙一女御返事 (別名、即身成仏法門) 背景と大意.

 
 
a
こうあん 3ねん (1280ねん) 7がつ 14にち、にちれんだいしょうにん 59さいの おんとき、みょういちにょに あたえられた ごしょ。
べつめいを そくしんじょうぶつほうもん とも いう。
そくしんじょうぶつを たてる ほっけ、しんごんの 2しゅうの うち、いずれを とるべきか という ぎもんに たいし、しんごんの だいにち、こんぎょうちょうきょう などの いずれに おいても、そくしんじょうぶつを えたものは いないので、ゆうめい むじつで あり、ほけきょう のみが しんじつの ほうもんで あると のべられている。

いかに ほんしょうの しゅような ごもんを しめす。
「まさに  しるべし たしゅう しょえの きょうには すべて そくしんにゅう なし」
「そくしんじょうぶつは ただ ほけきょうに かぎる なり」
「にちれんが こくいは なきなり」



b
弘安3年(1280年)7月14日、日蓮大聖人 59歳の御時、妙一女に与えられた御書。
別名を即身成仏法門ともいう。
即身成仏の法門を立てる法華、真言の二宗のうち、いずれを取るべきかという疑問に対し、真言の大日、金剛頂経等のいずれにおいても、即身成仏を得たものはいないので、有名無実であり、法華経のみが真実の成仏の法門であると述べられている。

以下に本抄の主要な御文を示す。
「当に 知るべし 他宗 所依の 経には 都て 即身入 無し」
「即身成仏は 唯 法華経に 限る なり」
「日蓮が 曲意は なきなり」

 
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