c
1425から1426.
治部房御返事 (じぶぼう ごへんじ) 背景と大意.

 
 
a
こうあん よねん(1281ねん)8がつ22にち、にちれんだいしょうにん 60さいの おんとき、もんかの じぶぼうに あたえられた ごしょ。
ほけきょうを ぎょうじる ものには だいろくてんの まおうが ふぼ、こくしゅ、そうりょとうに かたちを かえて あらわれ、しゅぎょうを さまたげて あくどうに おとそうとする。
これに したがえば げんしょうの うえから ふこうに なることは まちがいない。
たとえ ふぼや こくしゅで あっても しんじんに はんたい する ならば、だいろくてんの まおうが その みに はいって いるのであるから、これに したがわない ことが かえって こうようと なり ちゅうぎと なる。
いかなる ごくあくにんで あっても ほけきょうの てきと ならず、いっく なりとも しんじる ならば しょぶつに すてられる ことは ないと のべられている。



b
弘安4年(1281年)8月22日、日蓮大聖人 60歳の御時、門下の治部房に与えられた御書。
法華経を行じる者には第六天の魔王が父母、国主、僧侶等に形を変えて現れ、修行を妨げて悪道に堕そうとする。
これに従えば現証の上から不幸になることは間違いない。
たとえ父母や国王であっても信心に反対するならば、第六天の魔王が其の身に入っているのであるから、これに従わないことがかえって孝養となり忠義になる。
いかなる極悪人であっても法華経の敵とならず、一句なりとも信じるならば諸仏に捨てられることはないと述べられている。

 
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