c
1463.
異体同心事 (いたいどうしんの こと) 背景と大意.

 
 
a
ごじゅっさくの ねんげつは ふめいで あたえられた ひとも はんぜんと しないが、ないようが あつはらぐつうに ふれられて いる ことから、けんじ がんねん、だいしょうにんが 54さいの ころと かんがえられる。
ないようは にっこうしょうにんが ふじ ちほうを しゃくぶくし、にこう とうが おうえんに はけん されていた。
なにごとにも いたいどうしん ならば ばんじを じょうじゅ するが、いしん ならば かなわないと のべられ、にちれんもんかは どうしんで あるから かならず こうせんるふの だいがんは かない、にほんこくの ひとびとは いしんで あるから しょじに じかいほんぎゃくして せいこう する ことが ないと おおせである。
また、もうこしゅうらいは、にほんこくの ほうぼうの ばつで あろうと のべられている。



b
御述作の年月は不明で与えられた人も判然としないが、内容が熱原弘通に触れられていることから、建治元年、大聖人が54歳の頃と考えられる。
内容は、日興上人が富士地方を折伏し、日向等が応援に派遣されていた。
何事にも異体同心ならば万事を成就するが、異心ならば叶わないと述べられ、日蓮門下は同心であるから必ず広宣流布の大願は叶い、日本国の人々は異心であるから諸事に自界叛逆して成功することがないと仰せである。
また、蒙古襲来は、日本国の謗法の罰であろうと述べられている。

 
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