c
1465.
減劫御書 (げんこう ごしょ) 背景と大意.

 
 
a
ごじゅっさく ねんげつ、あてなが しるされて いないが、ほんしょうの ぶんまつから けんじねんかんに たかはしにゅうどうの しごに たかはしけに あたえられた ものと かんがえられる。
まっぽうの よでは、げてん、しょうじょうきょう、だいじょうきょう、しゃくそんの ほけきょうも ちからが およばなく なり、「だいかく せそんの ちえの ごとく なる ちじん」、すなわち にちれんだいしょうにんに よって いっさいしゅじょうが すくわれる ことを あかされて いる。
また、よが みだれて いるのは だいぜんが おこる ぜんちょうで あるとされ、こうせんるふは うたがい ないと だんげん されている。



b
御述作年月、あて名が記されていないが、本抄の文末から建治年間に高橋入道の死後に高橋家に与えられたものと考えられる。
末法の世では、外典、小乗経、大乗経、釈尊の法華経も力が及ばなくなり、「大覚世尊の智慧の如くなる智人」、すなわち日蓮大聖人によって一切衆生が救われることを明かされている。
また、世が乱れているのは大善が起こる前兆であるとされ、広宣流布は疑いないと断言されている。

 
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