c
901.
別当御房御返事 (べっとうごぼう ごへんじ) 背景と大意.

 
 
a
ごじゅつさくのねんじはふめい。
にちれんだいしょうにんがみのぶよりせいちょうじのべっとうごぼうにあたえられたごしょ。
ほんしょに「だいもうここくの ちょうじょう しきりに ありて」と のべられている ことから ぶんえい 11ねん 5がつ いこうの おんさくと かんがえられている。
べっとうごぼうとは じゅうしょくの いみで、せいちょうじの ぎじょうぼうを さすとの せつが ある。
ほんしょうで だいしょうにんは、ごじしんが えんぶだいいちの ほけきょうの ぎょうじゃで あることを のべられ、べっとうごぼうの ごくきょうに れいを のべられている。
きよすみの じけんに ついて のべられて いるが、なにかしら しょゆうけんを めぐっての あらそいが あったようで あるが しょうさいは あきらかでない。



b
御述作の年次は不明。
日蓮大聖人が身延より清澄寺の別当御房に与えられた御書。
本書に「大蒙古国の牒状しきりにありて」と述べられていることから文永11年5月以降の御作と考えられている。別当御房とは誰かも不明であるが、別当とは住職の意味で、清澄寺の義浄房をさすとの説がある。
本抄で大聖人は。ご自身が閻浮第一の法華経の行者であることを述べられ、別当御房の御供養に礼を述べられている。
清澄の事件について述べられているが、何かしら所有権を巡っての争いがあったようであるが詳細は明らかでない。

 
→a901
→b901
 ホームページトップ
inserted by FC2 system