c
1009.
太田入道殿御返事 (おおたにゅうどうどの ごへんじ)背景と大意.

 
 
a
けんじ がんねん(1275ねん)11がつ みっか、にちれんだいしょうにん 54さいの おんとき、しもうさのくに(ちばけん)の おおたじょうみょうに あたえられた ごしょ。
じょうみょうが びょうきで なやんで いるとの てがみから、びょうきの げんいんは しんごんの じゃしんを くい あらためて きえした ため、かこの ほうぼうの じゅうざいを こんぜに かるく うけて けす(てんじゅきょうじゅ)ために おこった ものであると しめされ、ほけきょうは えんぶだいの ひとびとの ろうやく である から へいゆは まちがい なく、じゅみょうを ものばす だいくどくが あると はげまされて いる。



b
建治元年(1275年)11月3日、日蓮大聖人 54歳の御時、下総国(千葉県)の大田乗明に与えられた御書。
乗明が病気で悩んでいるとの手紙から、病気の原因は真言の邪信を悔い改めて帰依したため、過去の謗法の重罪を今世に軽く受けて消す(軽重軽受)ために起こったものであることを示され、法華経は閻浮提の人々の良薬であるであるから平癒は間違いなく、寿命をも伸ばす大功徳があると励まされている。

 
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