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1199.
月水御書 (がっすい ごしょ) 背景と大意.

 
 
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ぶんえい 10ねん (1273ねん)、にちれんだいしょうにん 52さいの おんとき、とうたいぎしょうにそえて さいれんぼうにちじょうに あたえられた ごしょ。
しつもんの ないようは 「ほけきょう1ぶ はいどくと いっぽんはいどくの いずれを とるべきか」と 「がっすいじ (げっけいじ)の しゅぎょうほうは いかに すべきか」の 2てん。
だい1の しつもんには ほけきょう じゅじの くどくを のべられ、ほうべんぽんと じゅりょうほんが ほけきょうの こんぽんで あるため、この にほんを どくじゅ するように のべられ、 だい2の しつもんには、 がっすいじには みが ふじょう であるとして きんじる のではなく、 へいじょうどおり ごんぎょうを すべきであり、 いかなる ときも ほけきょうの しんじんを つらぬいて しょうだい すべきであると ごきょうじ されている。



b
文永元年(1264年)、日蓮大聖人 43歳の御時、大学三郎の夫人からの質問に対して答えらえた御書。
質問の内容は「法華経一部拝読と一品拝読のいずれをとるべきか」と「水月時(月経時)の修行法はいかにすべきか」の二点。
第一の質問には法華経受持の功徳を述べられ、方便品と寿量品が法華経の根本であるため、この二品を読誦するように述べられ、第二の質問には、月水時には身が不浄であるとして禁じるのではなく、平常通り勤行をすべきであり、いかなる時も法華経の信心を貫いて唱題すべきであるとご教示されている。

 
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