c
1305.
妙法曼陀羅供養事(みょうほうまんだらくようのこと) 背景と大意.

 
 
a
ぶんえい 10ねん (1273ねん) 、にちれんだいしょうにん 52さいの おんとき、さどで ごじゅっさくされ、せんにちあまに おくられた ごしょ。
ごほんぞんは 5じ、7じであるが、「いっさいしゅじょうを じょうぶつさせる どうしであり、しょうほう、ぞうほうじだいに ひろまらなかった たいほうこそ ごほんぞんである。いっさいしゅじょうの ほうぼうのつみを すくえるのは、みょうほうの だいりょうやくの ごほんぞんで ある」と述べられている。
また、せんにちあまが ごうじょうに しんじんするならば、かならず しょてんぜんじんが しゅごするであろうと はげまされている、

いかに、ほんしょうの とくちょうてきな ごもんを しめします。
「もじは 5じ 7じにて そうらえども さんぜの しょぶつの おんし いっさいの にょにんの じょうぶつの いんもん なり、めいどには ともしびと なり、しでの やまにては りょうめとなり てんには にちがつの ごとし」
「しょうじかいの ふねなり じょうぶつ とくどうの どうしなり」



b
文永10年(1273年)、日蓮大聖人52歳の御時、佐渡で御述作になり、千日尼に与えられた御書。
御本尊は五字、七字であるが、「一切衆生を成仏させる導師であり、正法、像法時代に広まらなかった大法こそ御本尊である。一切衆生の謗法の罪を救えるのは、妙法の大良薬の御本尊である」と述べられている。
また、千日尼が強盛に信心するならば、必ず、諸天善神が守護するであろうと励まされている。

以下に、本抄の特徴的な御文を示す。
「文字は 五字 七字にて 候へども 三世の 諸仏の 御師 一切の 女人の 成仏の 印文 なり、冥途には ともしびと なり、死出の 山にては 良馬となり、天には 日月の 如し」
「生死海の 船なり 成仏 得道の 導師なり」

 
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