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330.
報恩抄送文 (ほうおんしょう おくりぶみ) 背景と大意.

 
 
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けんじ 2ねん(1276ねん) 7がつ 26にち 、にちれんだいしょうにん 55さいの おんとき、あわのくに(ちばけん)の せいちょうじの じょうけんぼうに あたえられた ごしょ。
ほうおんしょうに そえられた しょで、にこうを はかまいりの だいりとして つかわし、かさがもりの いただきと、どうぜんぼうの ぼぜんで ほうおんしょうを よむ ようにと しるされている。
かさがもりの いただきとは きよすみやまの さんちょうで、にちれんだいしょうにんが 32さいの おんとき、けんちょう 5ねん(1253ねん)3がつ 28にち、のぼる たいように むかって なんみょうほうれんげきょうの だいもくを かいせん された ばしょで ある。
ほうおんしょうの いきさつを いまに つたえる ごしょである。



b
建治2年(1276年)7月26日、日蓮大聖人 55歳の御時、安房国(千葉県)の清澄寺の浄顕房に与えられた御書。報恩抄に添えられた書で、日向を墓参りの代理として遣わし、嵩が森の頂と、道善房の墓前で報恩抄を読むようにと記されている
嵩が森の頂とは清澄山の山頂で、日蓮大聖人が32歳の御時、建長五年(1253年)3月28日、昇る太陽に向かって南無妙法蓮華経の題目を開宣(かいせん)された場所である。
報恩抄の経緯を今に伝える御書である。

 
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