b1090から1093.
兵衛志殿御返事 (ひょうえのさかんどの ごへんじ).
日蓮大 聖人 54歳 御作.

 

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ひょうえのさかんどの ごへんじ.
兵衛志殿 御返事.

けんじ がんねん 11がつ 54さい おんさく.
建治 元年 十一月 五十四歳 御作.

みのぶに おいて.
於 身延.

かたがたの ものふ ふたりを もって おくりたびて そうろう.
かたがたの 物夫 二人を・ もつて・ をくりたびて 候、.

その こころざし べんどのの おんふみに もうすげに そうろう.
その 心ざし 弁殿の 御ふみに 申すげに 候、.

さては なによりも おんために だいいちの だいじを もうし そうろう なり.
さては なによりも 御ために 第一の 大事を 申し 候 なり、.

しょうほう ぞうほうの ときは よも いまだ おとろえず.
正法・ 像法の 時は 世も いまだ をとろへず.

しょうにんも けんじんも つづき うまれ そうらいき.
聖人・ 賢人も・ つづき 生れ 候き.

てんも ひとを まもり たまいき.
天も 人を まほり 給いき、.

まっぽうに なり そうらえば ひとの とんよく ようやく すぎ そうらいて.
末法に なり 候へば 人の 貪欲 やうやく すぎ 候て.

あるじと おみと おやと こと あにと おとうとと じょうろん ひまなし.
主と 臣と 親と 子と 兄と 弟と 諍論 ひまなし、.

まして たにんは もうすに およばず.
まして 他人 は申すに 及ばず、.

これに よりて てんも その くにを すつれば.
これに・ よりて 天も・ その 国を すつれば.

さんさいしちなん ないし 1 2 3 4 5 6 7の ひ いでて.
三災七難 乃至 一 二 三 四 五 六 七の 日 いでて.

そうもく かれうせ しょう たいがも つき だいちは すみの ごとく おこり.
草木 かれうせ 小 大河も つき 大地は 炭の ごとく おこり.

たいかいは あぶらの ごとくに なり けっくは むけんじごく より ほのお いでて.
大海は あぶらの ごとくに なり・ けつくは 無間地獄 より 炎 いでて.

かみ ぼんてん まで かえん じゅうまん すべし.
上 梵天 まで 火炎・ 充満 すべし、.

これていの こと いでんとて ようやく せけんは おとろえ そうろう なり.
これていの 事 いでんとて・ やうやく 世間は をとへ 候 なり、.

みな ひとの おもいて そうろうは ちちには こ したがい おみは きみに かない.
皆 人の をもひて 候は 父には 子 したがひ 臣は 君に かなひ.

でしは しに いすべからずと うんぬん.
弟子は 師に ゐすべからずと 云云、.

かしこき ひとも いやしき ものも しれる ことなり.
かしこき 人も いやしき 者も しれる 事なり、.

しかれども とんよく しんに ぐちと もうす さけに よいて.
しかれども 貪欲 瞋恚 愚癡と 申す 酒に えいて.

しゅに てきし おやを かろしめ しを あなずる.
主に 敵し 親を かろしめ 師を あなづる.

つねに みえて そうろう.
つねに みへて 候、.

ただ しと しゅと おやとに したがいて あしき ことをば いさめば こうようと なる ことは.
但 師と 主と 親とに 随いて あしき 事をば 諌ば 孝養と なる 事は.

さきの おんふみに かきつけて そうらい しかば つねに ごらんあるべし.
さきの 御ふみに かきつけて 候い しかば つねに 御らむあるべし。.

ただ このたび えもんのさかんどの かさねて おやの かんどう あり.
ただ このたび ゑもんの志どの かさねて 親の かんだう あり・.

とのの ごぜんに これにて もうせしが ごとく.
とのの 御前に これにて 申せしが ごとく.

いちじょう かんどう あるべし.
一定 かんだう あるべし・.

ひょうえの さんかんどの おぼつかなし.
ひやうへの 志殿 をぼつかなし.

ごぜん かまえて おんこころえ あるべしと もうして そうらいし なり.
ごぜん かまへて 御心へ あるべしと 申して 候し なり.

こんどは とのは いちじょう おち たまいぬと おぼうるなり.
今度は とのは 一定 をち 給いぬと をぼうるなり.

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おち たまわんを いかにと もうす ことは ゆめゆめ そうらわず.
をち 給はんを いかにと 申す 事は ゆめゆめ 候はず.

ただ じごくにて にちれんを うらみ たもう ことなかれ.
但 地獄にて 日蓮を うらみ 給う 事なかれ.

しり そうろうまじきなり.
しり 候まじきなり.

1000ねんの かる かやも いちじに はいと なる.
千年の 刈る かやも 一時に 灰と なる.

100ねんの こうも いちげんに やぶれ そうろうは ほうの ことわり なり.
百年の 功も 一言に やぶれ 候は 法の ことわり なり、.

さえもんのたいうどのは こんど ほけきょうの かたきに なり さだまり たまうと みえて そうろう.
さえもんの大夫殿は 今度・ 法華経の かたきに・ なり さだまり 給うと みへて 候、.

えもんのたいうのさかんどのは こんど ほけきょうの ぎょうじゃに なり そうらわん ずらん.
えもんのたいうの志殿は 今度 法華経の 行者に なり 候はん ずらん、.

とのは げんぜんの はからい なれば おやに つき そうらわん ずらむ.
とのは 現前の 計 なれば 親に つき 給はん ずらむ、.

ものぐるわしき ひとびとは これを ほめ そうろうべし.
ものぐるわしき 人人は これを ほめ 候べし、.

むねもりが おや ちち にゅうどうの あくじに したがいて.
宗盛が 親 父 入道の 悪事に 随いて.

しのはらにて くびを きられし しげもりが したがわずして さきに しせり.
しのわらにて 頚を 切られし 重盛が 随わずして 先に 死せし.

いづれか おやの こうじん なる.
いづれか 親の 孝人 なる、

ほけきょうの かたきに なる おやに したがいて いちじょうの ぎょうじゃ なる あにを すてば おやの こうようと なりなんや.
法華経の かたきに なる 親に 随いて 一乗の 行者 なる 兄を すてば 親の 孝養と なりなんや、.

せんずる ところ ひとすじに おもいきって あにと おなじく ぶつどうを なり たまえ.
せんずる ところ ひとすぢにをもひ 切つて 兄と 同じく 仏道を なり 給へ、.

おや ちちは みょうしょうごんのうの ごとし.
親 父は 妙荘厳王の ごとし.

きょうだいは じょうぞう じょうげん なるべし.
兄弟は 浄蔵 浄眼 なるべし、.

むかしと いまは かわるとも ほけきょうの ことわりは たがう べからず.
昔と 今は かわるとも 法華経の ことわりは・ たがう べからず・.

とうじも むさしの にゅうどう そこばくの しょりょう しょじゅう とうを すてて とんせい あり.
当時も 武蔵の 入道 そこばくの 所領 所従 等を すてて 遁世 あり、.

まして わどのばらが わずかの ことを へつらいて.
まして わどのばらが わづかの 事を へつらひて.

こころ うすくして あくどうに おちて にちれんを うらみさせ たもうな.
心 うすくて 悪道に 堕ちて 日蓮を うらみさせ 給うな、.

かえす がえす こんど とのは おつべしと おぼうるなり.
かへす がへす 今度 とのは 堕べしと をぼうるなり。.

この ほど こころざし ありつるが ひきかえて.
此の 程 心ざし ありつるが ひきかへて.

あくどうに おち たまわん ことが ふびん なれば もうすなり.
悪道に 堕ち 給はん 事が ふびん なれば 申すなり、.

100に 1つ 1000に 1つも にちれんが ぎに つかんと おぼさば.
百に 一つ 千に 一つも 日蓮が 義に つかんと・ をぼさば.

おやに むかって いいきり たまえ.
親に 向つて いい切り 給へ.

おや なれば いかにも したがいまいらせ そうろうべきが.
親 なれば・ いかにも 順いまいらせ 候べきが

ほけきょうの おんかたきに なり たまえば.
法華経の 御かたきに なり 給へば・.

つき まいらせては ふこうの みと なりぬべく そうらえば.
つき まいらせては 不孝の 身と なりぬべく 候へば・.

すて まいらせて あにに つき そうろうなり.
すて まいらせて 兄に つき 候なり、.

あにを すてられ そうらわば あにと いちどうと おぼすべしと もうしきり たまえ.
兄を すてられ 候わば 兄と 一同と をぼすべしと 申し切り 給へ、.

すこしも おそるる こころ なかれ.
すこしも・ をそるる 心 なかれ・.

かこ おんのんごう より ほけきょうを しんぜ しかども ほとけに ならぬ こと これなり.
過去 遠遠劫 より 法華経を 信ぜ しかども 仏に ならぬ 事 これなり、.

しおの ひると みつと つきの いずると いると.
しをの ひると・ みつと 月の 出づると・いると・.

なつと あきと ふゆと はるとの さかいには かならず そうい する こと あり.
夏と 秋と 冬と 春との さかひには 必ず 相違 する 事 あり.

ぼんぷの ほとけに なる また かくの ごとし.
凡夫の 仏に なる 又 かくの ごとし、.

かならず さんしょうしまと もうす さわり いで きたれば けんじゃは よろこび ぐしゃは しりぞく これなり.
必ず 三障四魔と 申す 障い でき たれば 賢者は よろこび 愚者は 退く これなり、.

この ことは わざとも もうし また びんぎにと おもいつるに おんつかい ありがたし.
此の 事は わざとも 申し 又 びんぎにと・ をもひつるに 御使 ありがたし、.

おち たまう ならば よも この おんつかいは あらじと おもい そうらえば もしやと もうすなり.
堕ち 給う ならば・ よも この 御使は・ あらじと・ をもひ 候へば・もしやと 申すなり。.

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ほとけに なり そうろう ことは この しゅみせんに はりを たてて.
仏に なり 候 事は 此の 須弥山に はりを たてて.

この しゅみせん より いとを はなちて.
彼の 須弥山 より いとを はなちて、.

その いとの すぐに わたりて はりの あなに いる よりも かたし.
その いとの・ すぐに わたりて・ はりの あなに 入る よりも かたし、.

いわんや さかさまに おおかぜの ふき むかえ たらんは いよいよ かたき こと ぞかし.
いわうや・ さかさまに 大風の ふき むかへ たらんは・ いよいよ かたき 事 ぞかし、.

きょうに いわく.
経に 云く.

「おくおくまんこう より ふかしぎに いたる ときに すなわち この ほけきょうを きくことを う.
「億億万劫 より 不可議に 至る 時に 乃ち 是の 法華経を 聞くことを 得.

おくおくまんこう より ふかしぎに いたる.
億億万劫 より 不可議に 至る.

しょぶつ せそん ときに この きょうを ときたもう.
諸仏 世尊 時に 是の 経を 説きたもう・.

このゆえに ぎょうじゃ ほとけ めつごに おいて かくの ごとき きょうを きいて ぎわくを しょうずる ことなかれ」とう うんぬん.
是の 故に 行者 仏 滅後に 於て 是くの 如きの 経を 聞いて 疑惑を 生ずる こと勿れ」等 云云、.

この きょうもんは ほけきょう 28ぽんの なかに ことに めずらし.
此の 経文は 法華経 二十八品の 中に・ ことに めづらし、.

じょほん より ほっしほんに いたるまで.
序品 より 法師品に いたるまで.

とうかく いかの にんてん ししゅう 8ぶ その かず ありしかども.
等覚 已下の 人天・ 四衆・ 八部・ 其の かず ありしかども.

ほとけは ただ しゃかにょらい いちぶつ なり.
仏は 但 釈迦如来 一仏 なり.

おもくて かろき へんも あり.
重くて かろき へんも あり、.

ほうとうほん より ぞくるいほんに いたるまでの 12ほんは すでに おもきが なかの おもき なり.
宝塔品 より 嘱累品に いたるまでの 十二品は 殊に 重きが 中の 重き なり、.

その ゆえは しゃかぶつの ごぜんに たほうの ほうとう ゆげん せり.
其の 故は 釈迦仏の 御前に 多宝の 宝塔 涌現 せり.

つきの まえに ひの いでたるが ごとし.
月の 前に 日の 出でたるが ごとし、.

また じっぽうの しょぶつは じゅげに おわします.
又 十方の 諸仏は 樹下に 御はします.

じっぽうせかいの そうもくの うえに ひを ともせるが ごとし.
十方世界の 草木の 上に 火を ともせるが ごとし、.

この ごぜんにて せんせられたる もん なり.
此の 御前にて 選せられたる 文 なり。.

ねはんぎょうに いわく.
涅槃経に 云く.

「むかし むすうむりょうこうより このかた つねに くのうを うく.
「昔 無数無量劫より 来た 常に 苦悩を 受く、.

1 1の しゅじょう いっこうの なかに つむ ところの ほねは おうしゃじょうの びふらせんの ごとく.
一 一の 衆生 一劫の 中に 積む 所の 骨は 王舎城の 毘富羅山の 如く.

のむ ところの ちちは しかいの みずの ごとく.
飲む 所の 乳汁は 四海の 水の 如く.

みより いだす ところの ちは しかいの みずより おおく.
身より 出す 所の 血は 四海の 水より 多く.

ふぼ きょうだい さいし けんぞくの みょうじゅうに こっきゅうして いだす ところの なみだは しだいかいより おおく.
父母 兄弟 妻子 眷属の 命終に 哭泣して 出す 所の 目涙は 四大海より 多く、.

ちの そうもくを つくして よんすんの かずとりと なし.
地の 草木を 尽くして 四寸の 籌と 為し.

もって ふぼを かぞうも また つくすこと あたわじ」うんぬん.
以て 父母を 数うも 亦 尽くす こと 能わじ」云云、.

この きょうもんは ほとけ さいごに そうりんの もとに ふして かたり たまいし みことば なり.
此の 経文は 仏 最後に 雙林の 本に 臥て かたり 給いし 御言 なり.

もっとも こころを とどむべし.
もつとも 心を とどむべし、.

むりょうこう より いらい うむ ところの ふぼは.
無量劫 より 已来 生 ところの 父母は.

じっぽうせかいの だいちの そうもくを よんすんに きりて あて かぞうとも.
十方世界の 大地の 草木を 四寸に 切りて あて かぞうとも・.

たるべからざると もうす きょうもん なり.
たるべからずと 申す 経文 なり、.

これらの ふぼには あい しかども ほけきょうには いまだ あわず.
此等の 父母には あひ しかども 法華経には いまだ・ あわず、

されば ふぼは もうけ やすし.
されば 父母は まうけ やすし.

ほけきょうは あいがたし.
法華経は あひがたし、.

こんど あいやすき ふぼの ことばを そむきて あいがたき ほけきょうの ともに はなれずば.
今度 あひやすき 父母の ことばを・ そむきて・ あひがたき 法華経の ともに はなれずば.

わが み ほとけに なる のみならず そむきし をやをも みちびきなん.
我が 身・ 仏に なる のみならず・ そむきし をやをも みちびきなん、.

れいせば しったたいしは じょうぼんおうの ちゃくし なり.
例せば 悉達太子は 浄飯王の 嫡子 なり.

くにをも ゆずり くらいにも つけんと おぼして.
国をも ゆづり 位にも つけんと・ をぼして・.

すでに みくらいに つけ まいらせ たりしを.
すでに 御位に つけ まいらせ たりしを.

みこころを やぶりて よなか しろを にげ いでさせ たまい しかば.
御心を やぶりて 夜中 城を にげ 出でさせ 給い しかば.

ふこうの ものなりと うらみさせ たまい しかども.
不孝の 者なりと・ うらみさせ 給い しかども.

ほとけに ならせ たもうては.
仏に ならせ 給うては・.

まず じょうぼんおう まやふじんを こそ みちびかせ たまいしか.
まづ 浄飯王・ 麻耶夫人を こそ・ みちびかせ 給いしか。.

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おやと いう おやの よを すてて.
をやと いう・ をやの 世を すてて.

ほとけに なれと もうす おやは ひとりも なきなり.
仏に なれと 申す をやは 一人も なきなり、.

これは とによせ かくによせて わどのばらを.
これは・ とによせ・ かくによせて・ わどのばらを.

じさい ねんぶつしゃらが つくり おとさん ために おやを すすめ おとすなり.
持斎・ 念仏者等が・ つくり・ をとさん ために・ をやを・すすめ をとすなり、.

りょうかぼうは ひゃくまんべんの ねんぶつを すすめて ひとびとの うちを せきて.
両火房は 百万反の 念仏を すすめて 人人の 内を せきて.

ほけきょうの たねを たたんと はかると きくなり.
法華経の たねを・ たたんと・ はかると きくなり、.

ごくらくじどのは いみじかりし ひと ぞかし.
極楽寺殿は いみじかりし 人 ぞかし、.

ねんぶつしゃらに たぼらかされて にちれんを うらませ たまいしかば.
念仏者等に たぼらかされて 日蓮を 怨ませ 給いしかば.

わが みと いい その いちもんの みな ほろびさ せたまう.
我が 身と いい 其の 一門 皆 ほろびさせ 給う・.

ただいまは えちごのこうどの ひとり ばかりなり.
ただいまは・ へちごの守殿 一人 計りなり、.

りょうかぼうを ごしんよう ある ひとは いみじきと ごらん あるか.
両火房を 御信用 ある 人は いみじきと 御らむ あるか、.

なごえの いちもんの ぜんこうじ ちょうらくじ だいぶつでん たてさせ たまいて.
なごへの 一門の 善光寺・ 長楽寺・ 大仏殿 立てさせ 給いて.

その いちもんの ならせ たまう ことを みよ.
其の 一門の ならせ 給う 事を みよ、.

また こうどのは にほんこくの あるじにて おわするが.
又 守殿は 日本国の 主にて をはするが、.

いちえんぶだいの ごとくなる かたきを えさせ たまえり
一閻浮提の ごとくなる・ かたきを へさせ 給へり。

わどの あにを すてて あにが あとを ゆずられ たりとも.
わどの 兄を すてて・ あにが あとを・ ゆづられ たりとも.

せんまんねんの さかえ かたかる べし.
千万年の さかへ・ かたかる べし、.

しらず また わずかの ほどにや.
しらず 又 わづかの 程にや・.

いかんが この よ ならんずらん.
いかんが・ この よ ならんずらん、.

よくよく おもいきって いっこうに ごせを たのまるべし.
よくよく をもひ切つて 一向に 後世を たのまるべし、.

こう もうすとも いたずらの ふみなる べしと おもえば.
かう 申すとも・ いたづらの ふみ なるべしと・ をもへば、.

かくも ものうけれども のちの おもいでに しるし もうすなり.
かくも・ ものうけれども・のちのを もひでに・ しるし 申すなり、.

きょうきょう ぎんげん.
恐恐 謹言。.

11がつ はつか.
十一月 二十日.

にちれん かおう.
日蓮 花押 .

ひょうえのさかんどの ごへんじ.
兵衛志殿 御返事.

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