c
904.
新尼御前御返事 (にいあまごぜん ごへんじ) 背景と大意.

 
 
a
ぶんえい 12ねん (1275ねん)2がつ 16にち、にちれんだいしょうにん 54さいの おんとき、あわのくに(ちばけん)の にいあまごぜんに あたえられた ごしょ。
ごくようの しなじなに おれいを のべられ、にいあま、おおあまの りょうにんが ごほんぞんを ねがったのに たいし、ごほんぞんの じゅよに ついては おおあまは だいしょうにんが さどるざいに さいし しんじん よわくして たいてんしたため、いかなる おんじんで あるとは いえ、ごほんぞんを じゅよ することは できないと きびしく しどう されている。
まじめに しんじんを つづけた にいあまには ごほんぞんを じゅよ しようと のべられている。



b
文永12年(1275年)2月16日、日蓮大聖人 54歳の御時、安房国(千葉県)の新尼御前に与えられた御書。
御供養の品々にお礼を述べられた、新尼、大尼の両人が御本尊の御下付を願ったのに対し、御本尊の授与については大尼は大聖人が佐渡流罪に際し信心弱くして退転したたため、いかなる恩人であるとはいえ、御本尊は授与することはできないと厳しく指導されている。
真面目に信心を続けた新尼には御本尊を授与しようと述べられている。

 
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